特別講座 |
特別講座では、様々なジャンルのスペシャリストをお招きしています。
第一線で活躍するプロフェッショナルのお話は、
私たちの視野を広げ、
新たな世界との出会いに導いてくれます。
2022年11月7日(月)17:40-19:40 S209教室
社会で音楽家として生きる
講師 木村元 氏 (アルテスパブリッシング代表)
音楽を専門的に勉強することと社会のなかで生活していくこととのあいだに、どういう関係があるか、考えてみたことがありますか。
音楽のプロとしてキャリアを伸ばすにしても、一般企業に就職するにしても、これまでに培った「音楽的な感性」をぜひ他者のために役立ててほしい。
どんな仕事をするうえでも「音楽家」として生きていってほしい──
これまで34年にわたり、400冊以上の「音楽の本」を世に送りだしてきた書籍編集者とともに、「音楽的に生きる」ことの意味について考えてみませんか。
参加希望者はキャリア支援センターのアドレス宛にメールにてお名前、学年、専攻を明記の上、お申し込みください。
*参加者には事前課題として下記の文章を2つ読んできていただいて(いずれも短いものです)、講座ではそれを元にグループワークをします。
1. 木村 元『音楽が本になるとき──聴くこと・読むこと・語らうこと』(木立の文庫、2020) p.155-164)
2. 木村 元「音楽のように心に共鳴する10冊」(Webマガジン「考える人」/たいせつな本──とっておきの10冊 2022年1月20日公開)
上記の2つの文章を読んで、
・自分がなぜ(あるいはどういう経緯で)音楽を学ぶようになったのか
・音楽の才能とはどういうものだと思うか
・それを実社会とつなげるにはどういう工夫が必要だと思うか
という3点について、自分なりに考えておいてください。グループディスカッションのテーマにします。
*対面での受講がおすすめですが、オンライン参加もできます。グループワークはブレイクアウトルームを使います。オンライン参加希望の場合は、申し込み時にお知らせください。
講師プロフィール
木村 元(きむら・げん)
1964年京都生まれ。書籍編集者。株式会社アルテスパブリッシング代表。桜美林大学リベラルアーツ学群非常勤講師。国立音楽大学評議員。「北とぴあ国際音楽祭」アドバイザー。
上智大学文学部哲学科卒業。1988年、株式会社音楽之友社に入社し、書籍編集業務に従事。2007年に独立して株式会社アルテスパブリッシングを創業。音楽書を中心に旺盛な出版活動を展開。「音楽書と人文書を融合。独自ジャンル創出」(『新文化』2017年6月15日号)と評される。
著書に『音楽が本になるとき──聴くこと・読むこと・語らうこと』(2020/木立の文庫)、『音楽のような本がつくりたい──編集者は何に耳をすましているのか』(2021/木立の文庫)。
https://twitter.com/kimuragen
2021年3月1日(月)10:00-11:30 Zoom
アンジェラ・ビーチング先生を迎えて
Beyond Talent 音楽家を成功に導く12章 著者
Take Charge of Your Future
君の未来は 君のもの
こんな今こそ考えたい 自分で選びとる学び、行動、未来
自分は何をしたい?理想とする未来は?
そのために今 何ができる?
活躍中の日本人アーティストのお話も交えながら
自分の未来につながる様々な道筋について
アンジェラ先生と一緒に考えてみましょう!
通訳つき
「私はこの仕事をするようになるとは、若い頃は思ったこともありませんでした。NY州立大でチェロを学び、パリに留学したあと大学で小さい仕事を得た後に、自分の天職に出会いました。自分の核となる人生の目的を見つけられた時に、その人のキャリアは一気に前進するのです。」
「どうやったら成功できるのか、といつも訊かれます。才能以外に必要なのは、夢を持つ勇気、計画する力、そして遂行する意思です。単に仕事やキャリアという事だけでなく、どんな人生を送りたいか、どんな人になりたいかが大切です。」
今までの主な講師陣
音楽ホール プログラミング・ディレクター、プロデューサー
オーケストラの事務、企画担当者
音楽事務所 顧問
音楽出版社代表
音楽療法士
財団法人理事
国内・国外の音楽大学・音楽院のキャリア支援センター長
など