私たちの「音楽」の先には何がある?
―― 音楽の技術を超えて、 「社会とつながる力とは何か?」を考える ――
「特別講座「音楽で社会とつながろう」基礎編」
2026年5月12日(火)17:40-19:10 S210

最近SNSでも話題となっている「音大の出口(卒業後のキャリア)」というテーマ。
本学においては、在学中から演奏活動を展開したり、作品制作や楽器指導の仕事を始めたりと、すでに社会とつながりながら学んでいる学生が多く存在します。
また、卒業後の進路も、進学、演奏家、企業への就職、さらには音楽を軸に新たな仕事の形を模索するなど実に多様です。
このように、一人ひとり異なる歩みを尊重し育んでいる本学では、「一律のキャリア教育」という形だけでは語りきれない現状があります。
しかしその一方で、音楽を学んだ先にある「社会とのつながり」とは何か、そして、今すでにつながっている社会の中で今後どのような発展が考えられるのかを問い続けることは、皆さんに共通する大切な視点でもあります。
本講座「音楽で社会とつながろう」基礎編では、日常に音楽があふれるまちづくりを目指す「100万人のクラシックライブ」と連携しながら、音大生のキャリアを取り巻く多様な現実を踏まえ、音楽と社会の関係性や繫がり方について考えていきます。
焦点となるのは、「演奏家として社会の中でどのように生きていくか」という問いです。
ソリスト、室内楽奏者、オーケストラ奏者といった従来の枠組みにとどまらず、教育活動との両立、企業勤務との両立、YouTubeなどのオンライン発信を通じた活動など、演奏家の在り方は今、大きく広がっています。
本講座は、そうした多様なアーティスト像を前提に、これまで培ってきた音楽的知識や演奏経験をどのように社会の中で活かしていくのかを考えるための、基礎的な機会となります。
また、本講座で扱う「音大の出口」というテーマは、将来演奏家を目指す方だけのものではありません。作品制作、指導、一般企業への就職、あるいはまだ進路を模索している方も含め、音楽を学んだ先にどのような社会との接点があり得るのかを知ることは、すべての学生にとって大きなヒントになるはずです。
演奏家志望の方はもちろん、それ以外の進路を考えている方も、ぜひ一緒に「音大の出口」について考えてみませんか。






